シックハウス対策のチェックリスト
シックハウス対策のチェックリスト
住まいを建てるときや、リフォームのときの自己点検チェックリスト
最初に調べておくこと
- 「アレルギー」や「化学物質過敏症」など配慮が必要なご家族のことを考えてた家づくりとしているか。
- 設計者・施工者はアレルギー・シックハウスについての理解と対応能力を持っている人を選定したか。
- どの程度の住まいの性能を求めるか(特に室内クリーン度・気密性・断熱性)を考えたか。
- 換気は、機械換気方式とするか自然換気方式とするか考えてみたか。
配慮が必要な家族がいる場合に
- 主治医がいる場合は、アレルゲン・化学物質で何に配慮するかのアドバイスを受けたか。
- そのご家族は何に過敏なのか、どんな注意がいるかを、設計者・施工者に伝えたか。
- 過敏なご家族のためのに検討した対策を、設計者・施工者から説明を受けたか。
設計打合せ・工事計画時
- 室内の日当りや風が通るように心がけた間取りや、窓の位置としたか。
- 換気経路を考えた換気方法・換気扇位置としたか。
- 結露を防ぐための適切な断熱方法・調湿方法にしたか。
- 使用する建材はより安全な建材を選ぶよう設計者・施工者に伝えたか。
- プランや使用する建材についてきちんと説明を受けたか。
- 設計、説明どうりに工事がされているか自分でも確かめたか。
建材選定時
- 使用する建材(内装材・下地材)はできるだけ現物で事前に把握しているか。
- 臭い(化学物質)が気になる建材は感応・感知テストをしたか。
- 壁紙材は「塩ビクロス」はできるだけ避けて他の壁材に切替えるようにしたか。
- 壁紙の場合、糊は「防腐剤・防カビ剤」が入っていないものを選んだか。
- 防腐、防カビ処理がない糊である為、カビ管理の説明・アドバイスを受けたか。
- 合板類を使う時はホルムアルデヒド発散量の少ない「F☆☆☆☆」タイプを選定したか。
- 畳は防ダニ加工・染色加工がされていないものを選んだか。
- 畳のダニ管理のための説明・アドバイスを受けたか。
- 内装材はできるだけ調湿性のあるものを選ぶようにしたか。
- ムク木材を使用する場合も「木の性質」についてよく説明を受け理解したか。
- 化学物質過敏症の方は木材についても臭い(木材含有の化学物質)についても感応・感知テストを行ったか。
- 室内で使用の塗料は有機溶剤を含まないものを選んだか。
- 塗料・接着剤やワックスなど強い臭いの有るものは家族で感応・感知テストを行ったか。
- 塗料や接着剤を使うときは工事中も換気を充分行うように要望したか。
- 防腐材・シロアリ駆除剤は使わないように伝えたか。
工事完了後
- 工事完了後、ホルムアルデヒド・VOCの濃度測定を行うようにしたか。
- より良い室内環境のための住まい方についてのアドバイスや注意事項の説明を受けたか。
- 引越しまでの期間、窓を開けたり、換気扇を廻したりして、風を通すようにしたか。
- 引越しまでの期間を、出来るだけ長くするようにしたか。
引渡し時
- 工事完了後、入居または使用開始までに工事場所の換気に心がけたか。
- 新しい家具は揮発性の化学物質が少ないものを選んだか。また持ち込み後の室内換気に心がけるようにしたか。
生活習慣・生活スタイルとして
- 防虫剤や殺虫剤、消臭剤は使わないように心がけているか。
- 住まいの気密性に合った、暖房器具を使っているか。
- 計画換気・24時間換気を採用した場合は、換気扇を切らないようにしているか。
- 換気扇や吸気口の管理はきちんとやられているか。
- 天気の良い日は、窓を開け新鮮な空気を入れるように心がけているか。
- 健康維持のために、少しは汗をかくように心がけているか。